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施工事例

2023年9月25日

お好みのガレージに変える

O邸
 

施主様のご要望は、土間のコンクリートのガランとした無機質なイメージが

嫌なのでその印象をガラリと変えたい、とのことでした。

 

道路に面した車2台が駐車できる広いガレージですが、天然木材による

立体的な枠組みと多様な植栽をすることで、そのイメージが和らぎました。

 

 年月が経つと、木のフレーム(ルーバー)に

つる植物(アオダモ、マユミ)が絡み合って、さらに

木々が繁ると小さな林が玄関前にできることでしょう。

夏の暑い直射日光対策にもかなり有効です。

 

玄関までのアプローチには、立木と植物と石積みのロックガーデンで

風通しが良く、自然でおしゃれな空間となるよう意識いたしました。

 

 

  • Before

 

 

車が2台停められるコンクリート土間の広いガレージです。

コンクリート地面が無機質な印象を持つので、ご自宅周りも淋しげな雰囲気です。

モミジの木は、秋は赤々と紅葉して美しいですが、冬は少し物悲しいですよね。

 

 

  • After


無機質な印象から一転、自然木のフレームが植物と一体となり

自然豊かな雰囲気を創り出せたので、土間のコンクリートが目立たなくなりました。

 
 

 

夜にはガーデンライトが、温かみのある優しいお庭に演出してくれます。

タカショーのマリンライトブラスという商品です。

 

日向部分のグランドカバーには

タイム・ロンギカリウス・ハイビャクシンのバーハーバーで

どちらも石組み(ロックガーデン)の間から見えるように植えこんでいます。

 

 

 

玄関へと通じるアプローチは、コンクリートを部分的に削り、間に植物を配置して

アプローチの中を通り抜けるような通路に仕上げました。

 
モミジの他に、常緑樹のマサキ、キンモクセイを添木に入れることで、冬の閑散期を乗り越えることが出来ます。

下草も、キチジョウソウ・ナルコユリ・イノモトソウ・コクリュウ・セダムなどの常緑を多めにいれて工夫しています。