屋上緑化や壁面緑化で建物を覆うと、
断熱性能や居住性能が向上することは周知の通りであるが
「覆う」ことで、空間の新しい演出効果も期待できます。
植物は、木陰をつくり緑陰をもたらします。
パーゴラや藤棚は外部空間に内部空間的な要素を創出します。
高木は、庭を覆い落ち着いた半野外空間をつくり出します。
大きな葉のシダ類やツワブキなどは、その下に日陰を好む
苔類や下草類を育て、小動物の生息環境を守り
庭に多様な生物の世界をつくり出します。
覆うことは、異質な素材や空間を
適合させるという意味でも重要な手法です。
天然木(マクセラムデッキ)でつくり出す
アウトドアリビングの宝塚ガーデンアブリールです。