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コラム

2019年10月23日

配植の手法    2

 

☆部位別、配植のポイント

 

 

門まわり、アプローチは住宅の意匠や街並みとの調和を考慮し、住まいの表情をつくります。

 

主底は、室内からの眺めを考えた位置決めが重要で
季節感や夏季の緑陰や冬季の日照の影響も配慮しましょう。

 

 

☆配植パターン

 

 

単植

 

造形の基本を、点、線、面で考えるなら単植(1本植え)は点の手法です。

 

中心点、集中点、起点、終点などに用い
意匠上からは、強調、集中、誘導などが効果となります。

 

シンボルツリーは、一般に単植で用いられます。

 

その樹木自身に特徴があり、それだけを見せたい場合や
植桝から考えて2本以上の植栽が望ましくない場合などは単植の方法を用います。

 

洋風の単植はコニファー類のようなシンメトリーの樹木を使い
和風では、門冠の樹木のようにアシンメトリーの樹木を使います。