☆庭木に発生する主な病気の種類と症状
樹木を病虫害から守るには、病気または害虫の発生前か発生直後に
有効な薬剤の散布や物理的な方法で
計画的に不断に防除することが大切です。
主な病気の種類は次のようです。
①赤星病
ナシ、ボケ、リンゴに発生します。
葉の裏に突起した赤い星状の斑点ができます。
②うどんこ病
葉や枝にうどん粉を振りかけたような白いカビが発生します。
ツバキ、チャノキ、ハナミズキなどに見られます。
③ 褐斑病
多くの植物に見られ、葉や淡褐色の斑点ができやがて枯れます。
④黒星病
バラ科の植物に多く、葉に星状の斑紋が出来ます。
⑤炭そ病
アオキ、ヒイラギナンテン、マサキなどに発生します。
葉に円形の穴があきます。
⑥テングス病
枝の一部から多数の小枝が出て
天狗の巣のように見えることからこう呼ばれます。
キリ、タケ、サクラ類に多いです。
⑦もち病
葉がもちを焼いたように膨れ、腐敗します。
駆除方法は、薬剤散布および罹病した枝や葉の切除、焼却を行います。