☆土壌改良の手法
土壌改良は、まず現状の土からコンクリート片
石などを取り除き、土が粘質土系で水はけが悪い場合は
パーライトなどの透水性を高める土壌改良材を中心におこないます。
砂質土系で水はけがよい場合は、
保水性を高める効果の強いバーク堆肥
腐葉土を中心に埋め戻し用の土の20%程度を目安に混入します。
果樹苗の場合は、植桝や土壌改良状況も通常の樹木以上の配慮が必要です。
土壌改良や植え付け方法、植え付け後の管理に問題があれば
活着率が悪くなり樹勢回復が遅れ、生長にも悪影響を与えます。
水はけの特に悪い粘質土系の土壌などの場合は
植桝部の根本的な水はけの改良が必要となります。
植物が枯れるのは、根に酸素がいきわたらないことが主原因なので
植桝部からの水抜き処置など何らかの酸素補給を
可能にする対策を行います。