①つる性植物の種類
庭に変化をつけるうえで、つる性植物は適した材料です。
ダイナミックな動きをつくり、空間を演出するうえで
かなり自由に演出することができます。
つる性植物は伸びるのが早い。
生長するに従ってまわりのものに巻き付いたり吸い付いたり
色んな生長の仕方をするので
工夫次第で面白いデザインとなります。
つる性植物の形態には
常緑性は、
①吸着タイプ
アイビー類、イタビカズラ、ツルマサキなど。
②巻き付きタイプ
カロライナジャスミン、クレマチス、ビナンカズラなど。
③下垂れタイプ
コバノランタナ、ビンカマジョール
ビンカミノール、プルンバゴなど。
落葉性には、
①吸着タイプ
ノウゼンカズラ、ナツヅタなど。
②巻き付きタイプ
アケビ、キウイフルーツ、クレマチス
ツルバラ、フジ、ブドウ、モッコウバラなど。
それぞれ生育の姿に特色があり、たとえばツルバラのように
茎を長く勢いよく伸ばし枝にあるとげで
他のものに引っ掛かるもの、またツタ類には
吸盤をもつ特殊な枝を進化させたものなどがあるので
空間の中で個性を生かした使い方を試してみましょう。