☆中庭・坪庭や通路空間
住宅のまわりには壁面後退などの法的な要因から、小さな敷地が残ります。
これらの敷地をていねいに緑化することで
快適な空間に有効活用することができます。
この場合、住宅の平面計画と同時に
屋外のデザインも計画することでより効果的な設えとなります。
狭少地であるから庭としての単独利用より
室内からの見え方に重点を置いた
一体的なプランとするのがいいです。
住宅の各部に、はめ殺し窓や出窓を通して
中庭やバスコートが見えるように
一体となった空間にすれば、住まいと自然が同化します。
しかし、これらのスペースは日当たりや風通しが悪く
植物の生育環境としては厳しいものがあるので
植栽するにあたり選定を注意深く行います。
面積が小さいので種類を絞るといいです。
タマイブキのコンテナなどが適しています。
隣地間の通路部分も同様に、面積が小さいだけに
少しの努力で大きな効果が期待出来ます。