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コラム

2019年8月13日

樹木の選び方  15

 

☆中庭・坪庭や通路空間

 

 

住宅のまわりには壁面後退などの法的な要因から、小さな敷地が残ります。
 
これらの敷地をていねいに緑化することで
快適な空間に有効活用することができます。
 

この場合、住宅の平面計画と同時に
屋外のデザインも計画することでより効果的な設えとなります。
 

狭少地であるから庭としての単独利用より
室内からの見え方に重点を置いた
一体的なプランとするのがいいです。
 
 

住宅の各部に、はめ殺し窓や出窓を通して
中庭やバスコートが見えるように
一体となった空間にすれば、住まいと自然が同化します。
 
しかし、これらのスペースは日当たりや風通しが悪く
植物の生育環境としては厳しいものがあるので
植栽するにあたり選定を注意深く行います。
 
面積が小さいので種類を絞るといいです。

 
タマイブキのコンテナなどが適しています。
 
 
隣地間の通路部分も同様に、面積が小さいだけに
少しの努力で大きな効果が期待出来ます。