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コラム

2019年5月3日

環境に適した植栽計画 3

 

☆水分補給の設備と排水

 

 
屋外に施される樹木への水分補給は、雨水で行うのが基本です。
 
花壇などで植穴が所定のサイズより小さくなる場所も少なくないです。
 
このような場所は土が乾燥しやすく、水やりが必要です。
 
自動灌水装置も種々販売されているので状況に応じて設置します。
 
 

中庭の場所は、植栽が可能なスペースは
上空があいている部分のみであり
設計によっては限られた部分のみにしか植栽できなくなる。
 
一方、水分が多すぎても植物は生長は阻害されます。
 
特に、窪地には水が溜まりやすく、樹木を植えても根が腐り
枯れてしまうおそれがあるような場所は、水が溜まらないよう
わずかな傾斜でもよいので勾配をつけます。
 
これらの給水設備を設置する際には
屋外に給水栓と電源コンセントは、あらかじめ装備しておかなければなりません。