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コラム
2019年2月28日
ウッドデッキで造る家庭菜園(キッチンガーデン) 2 注意点
☆家庭菜園づくりの注意点
1)菜園の植栽計画を立てましょう。
①収穫時期と組合せ草花なども混在させて、配植計画を立て美観も考慮します。
②ハーブ類、ネギ、ニラなど香りのする植物は、虫類が好まない場合が多いので
菜園の縁取りにラベンダーなどを植えるのも良いでしょう。
2)収納計画と給排水設備を忘れないようにしましょう。
肥料、腐葉土、道具類など、家庭菜園に伴う用具や備品は沢山あります。
これらが住まいの周辺に無秩序に置かれると、美観上も衛生上も好ましくありません。
植物への水遣りの他、作業終了後の手洗いのために給排水設備は必須です。
3)コンパニオン・プランツとバンカー・プランツ
異なる植物を混植すると、それぞれの性質が作用して
病害虫の発生が減ったり成長を促進しあうことがあります。
その相性の良い組み合わせをコンパニオンプランツと言います。
バンカー・プランツは害虫を呼び寄せることで、周囲の野菜類を天敵から守る植物です。
農薬の使用を抑え、野菜を元気に育てる手段として有効です。
★代表的なコンパニオン・プランツを紹介します。
これらは、基本的に異なる科に分類される植物を組み合わせています。
①ナス + パセリやピーマン
②タマネギ + カモミール + ニンジン
③トマト の株下には ラッカセイ
④トウモロコシ + エダマメ
⑤キュウリ の足下に ネギ
⑥スイカ + マリーゴールド
次に代表的なバンカー・プランツを紹介します。
ソラマメ: アブラムシを呼び込むので周囲に植えた野菜類は害虫の被害を抑えられます。
ソルゴー: ナスの害虫ミナミキイロアザミウマの天敵、ヒメハナカメムシを呼び込みます。
ソルゴーにつくアブラムシはナスにはつきません。
イチゴとキャベツなど、相性の悪い組み合わせもあるので
植栽の際には、一緒に植える植物の相性のよし悪るしも確認が必要となります。