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コラム

2023年1月16日

京都・町家の庭を洋風にリフォーム

 

京都・町家の庭をデッキとトレリスで

洋風にリフォーム

京都府京都市A邸/設計:宝塚ガーデンアブリール

 

京都・町家独特の細長い敷地に、駐車スペースと

ガーデンスペースを共存させることが課題でもあり

ました。

 

そこで庭を斜め45度で地割りして、奥行き感と緑の

重なりを演出し、自然な空間となるように計画しました。

 

駐車スペースは、庭の中に溶け込み、パーゴラで奥行き

感をつくり、その前を園路の一部としました。

 

ハンギングバスケットが趣味の施主が、思う存分、花を

咲かせられるよう、十分な植栽スペースとハンギングや

つる性植物が楽しめるトレリスを設置して、既存の建築

付属構造物をブラインドしました。

※ブラインドとは「外側にいる人の視線から屋内を隠し、太陽光や風を

遮るために取り付ける簡単な建具」のこと。

 

 

 
 

  彰国社  著者:水内真理子

【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】

「6章 植物を生かしたエクステリアの事例

事例3 京都・町家の庭をデッキとトレリスで洋風にリフォーム」より