京都・町家の庭をデッキとトレリスで
洋風にリフォーム
京都府京都市A邸/設計:宝塚ガーデンアブリール
京都・町家独特の細長い敷地に、駐車スペースと
ガーデンスペースを共存させることが課題でもあり
ました。
そこで庭を斜め45度で地割りして、奥行き感と緑の
重なりを演出し、自然な空間となるように計画しました。
駐車スペースは、庭の中に溶け込み、パーゴラで奥行き
感をつくり、その前を園路の一部としました。
ハンギングバスケットが趣味の施主が、思う存分、花を
咲かせられるよう、十分な植栽スペースとハンギングや
つる性植物が楽しめるトレリスを設置して、既存の建築
付属構造物をブラインドしました。
※ブラインドとは「外側にいる人の視線から屋内を隠し、太陽光や風を
遮るために取り付ける簡単な建具」のこと。
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「6章 植物を生かしたエクステリアの事例
事例3 京都・町家の庭をデッキとトレリスで洋風にリフォーム」より