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コラム

2022年5月13日

地被類の効果的な使い方1(芝庭をつくる)

 

芝庭をつくります

 

洋風住宅での芝庭庭を広く見せ、

住宅を引き立てます。

 

宝塚ガーデンアブリール
フェンスと花壇の全景、アルミフェンスの前の木製フェンス。 アルミフェンスは見えてはいるが木製フェンスのインパクトがあるのでさほど気にならない。植物が絡んでくるともっと気にならなくなると思う。

芝庭

芝の種類は、日本芝西洋芝があり、夏は緑で

冬は枯れる暖地型冬でも緑を保つ寒地型

あり、植栽地域によって選びます。

 

日本芝さや多湿に強く、西洋芝より生長が

遅いので管理が楽です。

家庭用にはノシバ、コウライシバを選ぶと無難です。

小道と芝

 

芝庭のエッジ(境界・端・ふち等)部分の処理は

重要です。

 

レンガや緑石で区切ると固い表情となりますが、

低木で緑取りすれば馴染みやすくなります。

 

芝庭

 

 

駐車スペースを演出します

 

駐車スペースの床仕上げは単調になりがちです。

車輪の通らない部分や車止めより後ろの部分は

ていねいに緑化を心がけたいものです。

 

車輪の通らない中央部は芝張りとして、周囲は

低木や地被類で囲み床面はタイルやレンガ、

枕木などをモザイク状に敷き詰めて表情を

豊かにします。
 

宝塚ガーデンアブリール
西南の角から建物を見る。
宝塚ガーデンアブリール
ガレージとリビング前との境は何もなく、プライベートな仕切りが欲しかった。

 
 

彰国社  著者:水内真理子

【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】

「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識

           1-9 樹木の選び方②    」より