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コラム
2022年5月8日
低木の種類
低木とは通常、植栽時の樹高が1m未満の
ものをいいます。
低木は、中・高木が1本、2本と数えられるのに対して、
1株、2株と単位名称が異なります。
これは根元から数多くの短い幹が立ち上がり、
特に主となる幹がはっきりとしない樹形の特徴に
よって区分されているからです。
低木は1株だけ単植することが少なく、多くの場合、
数株から数十株を列植または寄せ植えします。
住宅でよく使われる、代表的な低木には次のような
ものがあります。
①常緑針葉樹
キャラボク、コノテガシワ、コニファー類、タマイブキ、
ハイビャクシンなど。
キャラボク
コノテガシワ
②常緑広葉樹
アオキ、アセビ、アベリア、エリカ、オタフクナンテン、
カルミア、カンツバキ、キンシバイ、クチナシ、
コクチナシ、サツキ類、シャクナゲ、シャリンバイ、
ジンチョウゲ、センリョウ、チャノキ、ツツジ類、トベラ、
ハマヒサカキ、ヒイラギナンテン、ヒサカキ、
ビヨウヤナギ、ボックスウッド、マンリョウなど。
アベリア
サツキ
③落葉樹
アジサイ、ガクアジサイ、クサボケ、コデマリ、
サンショウ、シモツケ、ドウダンツツジ、ハマナス、
バラ類、ヒュウガミズキ、ブルーベリー、ミヤギノハギ、
ヤマブキ、ユスラウメ、レンギョウ、レンゲツツジなど。
アジサイ
レンゲツツジ
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識
1-9 樹木の選び方② 」より