生垣をつくるときのポイントは、
生垣の足下をデザインする。
生垣の足下は、経年により密度が少なく隙間が
出来るため、足下には低木を植え補うことで、
街並みにボリューム感を与えます。
生垣をより効果的に見せるには
生垣と低木を組み合わせます。
または、生垣と草花の2段または3段に
植栽を行うといいです。
道路と敷地に高低差がある場合は、土留め擁壁の上から
擁壁を覆い隠すようにシバザクラなどの下垂れ植物を
植えて、更に低木を生垣の根本に植栽します。
高低差が少ない場合は、道路レベルで擁壁を覆い隠す
ように低木を植え、さらに草花を生垣の根本に植栽
する方法もあります。
生垣が生長するまでのあいだ、防犯面などに不安がある
場合は、木棚やメッシュフェンスを併用するとよいです。
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識
1-7 生垣をつくる 」より