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コラム
2022年4月27日
草花類を開花時期によって選ぶ3(球根類)
球根類の開花期
球根類の中には、スイセンやゼフィランサスのように
数年植えたままでも毎年花を咲かせるものがあり
多年草と同じ扱い方が出来ます。
球根類は、多年草と一緒に花壇に寄せ植えをするほか
樹木類と組み合わせて低木の代わりに
根締めとして植栽することもあります。
これらの球根類は、比較的丈夫で育てやすく
あまり手間のかからない草花類ですが
冬季または夏季に休眠期を必要とし
地上部の茎、葉を枯らして球根で過ごす期間があるので
この点は落葉性の多年草と似ています。
スイセンやリコリスのように、夏季に休眠し
冬季に緑の葉を茂らせるものもあるので
うまく組み合わせると、冬でも裸地に見えないようにすることもできます。
球根類の開花時期
①春
クロッカス、チューリップ、フリージア、ムスカリなど。
②春から初夏
アッツザクラなど。
③春から夏
オキザリスなど。
④夏
ユリなど。
⑤夏から秋
カンナ、グラジオラス、ゼフィランサス、ネリネ、リコリスなど。
⑥秋から春
オキザリス、スイセンなど。
⑦冬から春
スノードロップなど。
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識
1-6 草花類の選び方 」より