車椅子の高さに合わせたエクステリア(庭・外構等)とは
車椅子の人が花壇で園芸を楽しめるように計画した事例です。
車椅子に対応したエクステリア(庭・外構等)は、舗装面(道路の表面のこと)のバリアフリー化動線
回転スペース、水まわりの整備、資材や備品の収納など総合的に計画しなければなりません。
また、車椅子が花壇の下に入り手作業ができるように設計することもポイントです。
車椅子が近づき香りや触覚を楽しむことができるように、下部に車輪が入るよう逆円錐形に設えた別の花壇の事例です。
底上げされているので、高齢者や子供たちも低い姿勢にならなくても
自然な姿勢で花の香りや感触を楽しむことができます。
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識
1-3 五感に訴求するエクステリア 」より