樹木にとって健全な土壌とは、適度な排水性と保水性があり、有機質に富んでいる土の状態ことです。
新しく宅地造成された住宅地では、そのままでは樹木や植物に適した土壌でない場合が多いです。
敷地が粘土質や砂質の場合、樹木や植物の生長にとって望ましくないので土壌改良の必要があります。
樹木や植物を植える場所の底土を理解し、樹木や植物を植えるのに適しているか見極める必要があります。
樹木の場合は、地上に出ている部分をささえるため、枝張りと同程度の根を張るといわれています。
これが土壌改良の範囲の目安となります。
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識
1-2 環境に適した植栽計画 」より