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2019年10月10日

ノルディック(北欧モダン)ガーデン 宝塚市

 

以前に庭を造らせて頂いたA様より、ウッドデッキの再塗装をご依頼頂いたました。

その際に南面、リビング側庭の相談を頂きました。

 

建築時に南面は芝生とカクレミノを植えられた庭、

多忙で、管理ができずに少し荒れています。

 

前回のお仕事で、洗濯物干しつきのパーゴラとウッドデッキ(マクセラム)で生活環境と雑草対策をした西面は変形地とはいえ9㎡あり、十分な空間です。

 

南面はウッドデッキではなく、タイル土間と緑がほしい。とお考えでした。

 

 Before

 

 

 

風が強い日!

飛んでしまった傘の奥に以前に作らせて頂いたウッドデッキがあります。

 

 

 

 

 

 

食育好きでレモンとユズを鉢植えで買ってこられたのですが、実が成らずにこまっておられました。

庭の角にワイヤープランツをうえられましたが、手が

付けられないくらい繁茂しています。

 

 

 

 

 

ご要望は

 

南側のリビングより見える景色を中と外から感じれるようにしたい。

 

趣のないアルミフェンスをどうにかしたい。

 

デッキはあるので、タイル土間が欲しい。

 

芝生は大変なので、手間を楽にしたいが緑はほしい。

 

ここで、癒されたい。

(奥様のことばをそのままつかわせていただきました。)

 

 

 

   After

 

そこで、南側にウッドデッキはつくるのですが、西庭からの延長で高さは変えずに動線を考慮した通路とベンチとしてのウッドデッキ(マクセラムデッキ)をつくりました。

 

タイル土間は 平田タイルのピエドゥラ ミックス です。

平田タイルさんのホームページや他社様の施工事例では白目地をつかわれています。

 

しかし、私たちはあえてシックに少し濃いめのグレーです。

 

土間の廻りとウッドデッキ下を雑草対策の為、砂利敷き(防草シートうえに)しているのですが、

タイル土間をリアルに見せるため7cmほど高くしています。

 

7cmの高さがあるタイル土間はグレーの目地とあわせて、少し濃いめのモルタルで立ち上がりをしあげています。

 

 

タイルの立ち上がりは目地と同じセメントのテクスチャーです。

 

ノルディックをイメージするために背もたれのフェンスとパーゴラのラインどり、オリーブとローズマリーの鉢は白で統一しました。

 

オリーブは庭のサイズに合わせて大きくなるのを抑える為に、鉢植えにしています。

 

背もたれフェンスの下は土間へと降りるステップですが、敢えて高さを均等にはせずに座るかたが膝を曲げても楽なようにしています。

 

 

タイル土間を囲むようにデッキに座れるデザインにしています。

テーブルはセンスのいい奥様にお願いしました。

 

写真は西日の強い時間です。

春から夏にかけては、地植えしたマルバの木とアブラドウダンツツジが差し込む西日を、パーゴラのシェードが昼の高い日差しを遮るようにしています。

 

リビング前からの写真

ご家族や親戚は勿論、近所の奥様がよくこられるので、ここで集える場所になるとおもいます。

 

庭の角地はワイアープランツを排除して、明るい色の石(信楽石)でロックガーデンをつくりました。

手前は奥様が季節の花々をうえられて、奥には コルディリネをその周りを カンナ クリスマスローズで仕立てています。

 

鬱蒼としたカクレミノはスッキリとみえるように、剪定しました。

ご家族とご近所のかたがたより大変好評です。

とお褒めのことばをいただきました。

 

 

 

 

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