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コラム

2019年11月9日

配植の手法   3

 

☆配植パターン

 

対植

 

対植は2本の樹木を関連づけて植栽します。

 

2本の間隔が両者の高さの和の範囲であると2本は関連づけられ
それ以上離れていると対立関係になります。

 

 

双植

 

双植は種類の異なる2本の樹木をワンセットで植栽します。

 

2本が同じ種類の場合、花の色を変えたり高さに変化をもたらせたりします。

 

まちの入口のゲートツリーや門柱の代わりに用いることもあります。

 

緑起のよい樹木として紅白のウメやハナミズキを植えることもあります。

 

双植の手法に阿吽、呼応、追逃、雌雄などがありますが
それぞれの場合の演出に適した樹種、樹形を用います。

 

よく用いられる手法に雌雄があります。

 

雌雄は、夫婦石、夫婦松など、1対の大小の組み合わせを夫婦の姿に
たとえたもので、昔から日本では、その絶妙なバランスを好みました。

 

大きな樹木とそれに寄り添うような控え目な樹木は
お互いを思いやるかのような一種の空気をもたらしています。