☆地被類の効果的な使い方
④壁面を緑化する
都市の温暖化防止や景観向上を狙いとした
建物の壁面を緑化する需要は増加しつつあります。
都市緑地法においても
緑地地域で一定規則(原則1000㎡以上地域によっては300㎡以上)の
敷地に建つ建築物は緑化が義務づけられていて
その場合、敷地内緑化のほか、壁面緑化も緑化面積に算入できます。
壁面緑化に使われる植物は、常緑性では
カロライナジャスミン、クレマチス、ヘデラ(アイビー類)など
落葉性では
クレマチス、ナツヅタ、ノウゼンカズラなどが用いられます。
生命力が強くモルタル壁などのわずかなクラックに
根が絡むこともあるので、直接建物に植物を這わせずに
誘引する下地をつくっておく必要があります。