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施工事例
2024年1月17日
急斜面にウッドデッキ
M邸
郊外の新築で暮らすご夫婦のために、斜面上にウッドデッキを造りました。
住宅地でも、結構な急な斜面地は多くあります。
その利用方法は様々ではありますが、利用しづらいのが現実です。
とにかく、部屋からすぐに出やすいように、ウッドデッキを設計することが必要です。
デッキとフェンスのデザインも様々ですが、あまり閉鎖的なフェンスのデザインは傾斜地には不向きです。
なぜなら、外からの視線を考えなくて良いことが一番であり
斜面地の形状の特性を生かした開放的でシンプルなデザインが最も合うと考えられるからです。
その点で、この住宅のデザインにマッチしたシンプルな縦格子のウッドフェンスと
天然木材の持つどっしりとした重量感がマッチして、とても良い雰囲気を醸し出してくれています。
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After
自宅すぐ目の前が急斜面の家となると、リビング窓から外へ出るお庭もなければ地面もありませんので危険が伴います。
まるで大きなデメリットを抱えた物件になるのでは、と多くの人は敬遠することでしょう。
しかし、ウッドデッキを建てることで、デメリットを解消し、空間を最大限利用した
完全なるアウトドアリビングとして、土地をフル活用していただけるようになりました。
これは逆にとても大きなメリットと捉えられます。
ウッドデッキ上に出てみれば、目の前は視界を遮る物も視線を気にすることもない
とても快適で恵まれた空間が広がっているのです。
立地条件を好条件へ変換させることに成功した、とても良い事例と言えるでしょう。