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施工事例
2023年11月7日
あえて笹庭という選択
K邸
施主様が笹のあるお庭の和な雰囲気が好きなので、思い切って笹庭に一掃したい、とのことでした。
ご自宅は洋風な建物で、庭は鉄柵で囲われています。
建物も外構も洋風な造りとなっており、和の雰囲気とは正反対です。
そこで、和風な木製フェンスを新設し、元々ある庭の景石を残して
抜根せずに残した木が和庭の雰囲気にとても合ったので
バランスの取れた和洋折衷なササ庭となりました。
笹は、ほとんど手入れが要らず水やりも少なくて済み、1年に1回程度の刈込で済むので
管理のしやすさから、あえてササ庭という選択をされました。
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Before
長年とても気にかかっていた庭だそうです。
亡きご両親から受け継いだ家の庭ですが、とても広いお庭で
不要な木が15~6本ありました。
昔から付き合いのあった植木屋さんは、お歳を召されて
木の手入れ等に数年前から来れなくなりました。
思い出の木々は弱り、松も枯れてしまい、どうしたものかと悩んでおられました。
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After
思い切って弱った木を切り、不要な木々は抜いて4本だけ残しました。
庭の半分を砂利敷にし、残りはササ庭にしました。
景観が整えられて、庭全体がとてもすっきりとしました。
以前からある鉄柵の前にササ庭に合う木製のフェンスを施工しました。
二つの柵がしっかりと重なり合うことで、近隣の目隠しにもなっています。
そして、花壇には25cmの間隔で「コグマササ」と言う笹を植えました。
笹は生命力の強い植物のため、地下茎をどんどん伸ばしながら成長します。
2~3年後にはびっしりと地面を覆います。
そのため周りの植物への影響を考慮して、笹だけの花壇を大きく設けました。
笹が成長すると、とても趣きのある和風の庭園になることでしょう。
ぜひササ庭の成長を楽しんでいただきたいです。