敷地全体を植物を生かした表情豊かな
生活空間に仕上げる
兵庫県尼崎市K邸/設計:宝塚ガーデンアブリール
以前は開放的な外構で、玄関の位置がわかりづらいのと、
道路沿いの前庭が十分に活用されていないことが課題で
した。
そこで、敷地全体を大きく3つにゾーンに区割りして、
統一したデザインコンセプトのもとで、それぞれを綿密
に仕上げました。
門まわりは、ブロックの塀を取り、オープンな前庭とし
て、高さ2mの力強いフレームを枕木で構築し、直交す
るラインに鋳物門扉を取り付けました。
アプローチは、ゆるやかな曲線を描き、玄関袖壁の
コンテナ花壇を目標に進みます。
主庭は、既存のモモノキと室内の融合を図るウッド
デッキで半屋外空間をつくり、かつ管理の手間を省力化
しました。
駐車場を含め3つのゾーンをつなぐ結界として、フレーム
のゲートをつくり、園路も季節の風情を味わえる楽しい
歩行空間としました。


彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「6章 植物を生かしたエクステリアの事例
事例4 敷地全体を植物を生かした表情豊かな生活空間に仕上げる」より