芝庭をつくります
洋風住宅での芝庭は、庭を広く見せ、
住宅を引き立てます。
芝の種類は、日本芝と西洋芝があり、夏は緑で
冬は枯れる暖地型と冬でも緑を保つ寒地型が
あり、植栽地域によって選びます。
日本芝は暑さや多湿に強く、西洋芝より生長が
遅いので管理が楽です。
家庭用にはノシバ、コウライシバを選ぶと無難です。
芝庭のエッジ(境界・端・ふち等)部分の処理は
重要です。
レンガや緑石で区切ると固い表情となりますが、
低木で緑取りすれば馴染みやすくなります。
駐車スペースを演出します
駐車スペースの床仕上げは単調になりがちです。
車輪の通らない部分や車止めより後ろの部分は
ていねいに緑化を心がけたいものです。
車輪の通らない中央部は芝張りとして、周囲は
低木や地被類で囲み、床面はタイルやレンガ、
枕木などをモザイク状に敷き詰めて表情を
豊かにします。
彰国社 著者:水内真理子
【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】
「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識
1-9 樹木の選び方② 」より