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コラム

2019年10月5日

図面表現の手法   1

 

1.図面表現の重要性

 

 

設計図書は、意図した事柄を確実に伝達する書類として重要であるが
造園は扱うものが樹木や草花、石など、自然素材が多いため

その図面は建築図面のように誰が描いても同じというものではありません。

 

CAD表現では、その中で、ときには

CADと手描きの組み合わせを用いながら
いかに自然素材の柔らかさを表現できるかが鍵となります。

 

設計変更やデータのやりとりに対応するためには
基本部分はCADで作成し、施主へのプレゼンテーション用として
設計者の個性やニュアンスをつけ加える際は
手描きを併用し追加記入するのもいいです。

 

また、申請用図面、公共工事施工図など
用途によって縮尺や表現方法も違ってきます。

 

 

ここでは、主に個人住宅の顧客に
提示(プレゼンテーションや契約)することを前提に記述しています。