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コラム

2019年10月7日

図面表現の手法   2

 

☆平面図の描き方

 

 

平面図における樹木の表現は、本来の樹木の枝が
形づくる雰囲気を表現することが大切です。

 

幹の近い部分は太く、周緑部分は細かく繊細に描いていきます。

 

幹の数や枝の数などで株立ち、単幹の区別、高木、中木を区別して描きます。

 

針葉樹の場合は形状も針葉樹らしさを出します。

 

 

生垣は延べ長さがある場合、手描きでは効率が悪いので
スケールに応じてCAD図面にニュアンスをつけ加えます。

 

縮尺が比較的大きく、個人宅などの庭を描く場合
樹木のニュアンスをしっかり伝えるためには手描きの記号を描きます。

 

 

なお、CADによっては手描き風に描けるものもあるので状況に応じて用います。

 

下草などは手描きのタッチを入れると
グッと造園の自然な雰囲気が出るのでぜひ取り入れてみると良いでしょう。