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コラム

2019年9月22日

植物の管理に関するポイント  3

 

☆庭木に発生する主な病気の種類と症状

 

樹木を病虫害から守るには、病気または害虫の発生前か発生直後に

有効な薬剤の散布や物理的な方法で
計画的に不断に防除することが大切です。

 
 

主な病気の種類は次のようです。

 
 

赤星病

ナシ、ボケ、リンゴに発生します。

葉の裏に突起した赤い星状の斑点ができます。

 

うどんこ病

葉や枝にうどん粉を振りかけたような白いカビが発生します。

ツバキ、チャノキ、ハナミズキなどに見られます。

 

褐斑病

多くの植物に見られ、葉や淡褐色の斑点ができやがて枯れます。

 

黒星病

バラ科の植物に多く、葉に星状の斑紋が出来ます。

 

炭そ病

アオキ、ヒイラギナンテン、マサキなどに発生します。

葉に円形の穴があきます。

 

テングス病

枝の一部から多数の小枝が出て

天狗の巣のように見えることからこう呼ばれます。

キリ、タケ、サクラ類に多いです。

 

もち病

葉がもちを焼いたように膨れ、腐敗します。

 

駆除方法は、薬剤散布および罹病した枝や葉の切除、焼却を行います。