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コラム

2022年4月11日

アーチとハンギングバケットを使った庭づくり

 

アーチとは、その下をくぐるときに人に香りを感じさせる装置です。

バラのアーチは、風に揺れ、香りを運んでくれます。

薔薇

 

ハンギングバスケット(植物を植えて吊り下げたり掛けたりできる花鉢)を用いれば
花を人の視線と同じ高さに掲げて自然に花を見ることができ花の香りを近くで感じる事ができます。

ハンギングバスケット

 

トレリスとは、格子状になっているフェンスのことで主にベランダや庭の壁面などに立てて
植物のつるを絡ませたり、鉢を吊るすのに用います。

トレリス

圧迫感が少なく、通風や日差しを完全に遮ることがないので狭い場所でも使いやすいです。

宝塚ガーデンアブリール

 

トレリスでバラなどの花を立体的に生育させると大きなスケールで花を感じる事ができ
トレリスの網目から風が吹き抜けるので、香りも感じることができます。

宝塚ガーデンアブリール
エゴノキは葉が繁り植物も大きくなり、目隠しのメッシュフエンスの半分が隠れるようになった。バラが咲きだし、フエンスを覆うようになると楽しい。

 

彰国社  著者:水内真理子

【植物を生かしたエクステリアデザインのポイント】

「1章 エクステリア計画に必要な植物の基礎知識

   1-3 五感に訴求するエクステリア      」より